フレデリック
レオ=レオニ作
ちょっと かわった のねずみの はなし
「フレデリック」
レオ=レオニと言えば、「スイミー」
小学校の国語の教科書に載っていました。
と言えば、年代が限られるでしょうか?
スイミーがレオ=レオニ作だということなんて、小学生の時は知りませんでしたが、
好きなお話でした。
余談ですが、教科書に載っていた話で大好きだった話は他にもあります。
「がまくんとかえるくん」アーノルド・ローベル作
「三人の旅人たち」ジョーン・エイキン作
ある日ふと、好きだったことを思い出して、再度読んでみると、なんだか子供の頃の自分に会えた気がします(笑)
さて、「フレデリック」
これは数年前に、コンサートで共演した友人がくれた絵本です。
冬支度を前に必死に働いている のねずみ達をよそに、いっこうに動かないフレデリック。
どうして働かないの?と問う のねずみ達に、フレデリックは
こう見えたってぼくは働いてるよ、と。
いよいよ冬がやってきて、やがて貯蓄していた食べ物も尽き、のねずみ達は気力も尽きてきます。
そのとき、フレデリックが…
レオ=レオニさんの絵本は文章が少なめなので、想像力の余白が多くある気がします。
なので、お話からイメージを得て音を作り、
朗読と音楽との共演を、今までも何度かやりました。
数ヶ月先のコンサートで「フレデリック」を朗読の方と共演しようと思い、
音楽を考えている今日この頃…
というか、まさに今、
私はフレデリック状態…苦笑。
この絵本をくれた友人に再度感謝して、備えていようと思います。
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