心震える…
ふくやま美術館に行ってきました。
今回は撮影禁止でした。
最初は何だか全然心が動かなくて…
でも、ピカソのコーナーは面白かったです。
ピカソの陶器を見るのは初めてでした。
そしてピカソとも親交があったシャガール…
今までもシャガール展に行ったり、割と好きな画家だったのですが、今までになくシャガールに惹かれてしまいました。
「あらゆる人生が避けがたくも終わりへと向かっているのなら、私たちは生きている間に、自分の愛と希望の色によって人生を彩らなければなりません。私の場合は、芸術と人生において理想となるものは、この聖書に由来するのです」
ユダヤ人としてのシャガールの言葉が、心に響きました。
私はやはり、ユダヤ人にとても興味があります。
そして「ダヴィデ王の夢」という大作があり、あまりの波動に圧倒されて、しばしその場から動けませんでした。
なんだか涙が止まりませんでした。
ダヴィデ王が竪琴を奏でていたからかもしれません。
大きな愛を感じたのかもしれません。
色彩に圧倒されたのかもしれません。
こんなに心が震える体験は初めてだったので、自分でも驚きました。。。
私も「自分の愛と希望の色によって、音楽に色彩を描きたい!」と思いました。
あまりの波動に圧倒されて、いつもはポストカードを買うのですが、今日はあまりに物足りなさを感じてしまい…買わずに帰りましたが。
この一点の波動を感じただけでも、今日は行って良かった。
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