アイルランドからの贈り物
アイルランドからの贈り物 @壱番館
お陰様でたくさんの方々にお集まりいただき、
パット・オコナーさん(フィドル)とオーイン・オサリヴァンさん(アコーディオン、他)の世界を堪能していただきました。
アイリッシュは一曲はとても短く、それを何度も繰り返し、プレイヤーが味わい尽くしたら次の曲へと繋げていきます。
でも、ただ同じことを何度も繰り返しても、聴いてる方は面白くありません。
少しずつ即興で変化させながら、曲を練っていくのです。
私達は通常のライヴだとせいぜい2〜4回の繰り返しで次の曲に移ります。
でも、今回のお二人は5〜6回繰り返し、ジワジワと練り上げていくのです。
私だったらネタが尽きるな…
改めて、お二人の音楽の奥深さを感じました。
オーインさんはアコーディオンをメインに、ギター、アイリッシュ・フルートも演奏してくださいました。
オーインさんのギターは、フィドルを決してかき消さない…
素敵なギターです。
そしてフルートもソロで演奏してしてくださいましたが、素晴らしかった‼︎
実は、ライヴ後にアイリッシュ・パブ「SKIPPER'S」で打ち上げセッションをしました。
その時オーインさんに、私のフルートを吹いてもらいました。
え?
こんなに鳴るの⁇
って、今まで私の耳では聴いたことがないような力強い音色が、私のフルートから奏でられました。
そしてリズムが際立った演奏…
す、凄かった…‼︎
正直、ライヴの余韻に浸っているというよりか、自分のフルートからこんな音楽が飛び出すんだ、という衝撃で。。。
打ちのめされて、2日間が過ぎていました。
何をどうすればあんな風に吹けるのか…
もう暫く、研究してみます。
本当にいい機会をいただきました。
ライヴの前は、プチ観光ということで、お二人を後楽園にお連れしました。
さすがアイルランド人、植物のことに凄く興味を持たれており、
あまり詳しくない私達はタジタジでしたが(苦笑)
お二人のお茶目な人柄で、よく笑った一日でした。
オーインさんの英語はコーク訛りだそうですが、私にはまだその区別ができず…苦笑。
が、以前に比べると聞き取れるようになったものの、まだまだですね…
引き続き勉強です!
それにしても2年前の出会いから、冗談かと思っていたことが実現し、
岡山に居ながら、たくさんの方々にアイルランドの片田舎の音楽を楽しんでいただけるとは‼︎
お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。
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